KDDIは7日、「楽天スマートペイ」の取り扱いを2013年4月1日より開始すると発表した。
「楽天スマートペイ」は、楽天が2012年12月にサービスを開始したクレジットカード決済サービスで、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールし、専用カードリーダーを差し込むことで、クレジットカードによる決済を可能にするもの。
▼決済イメージ
(出典:KDDI)
佐藤可士和氏がデザイン監修を手掛けたという専用カードリーダーはiPhoneやAndroidスマートフォンのイヤホンジャックに取り付ける。ボタン電池が内蔵されており、電源は不要となっている。
決済の取り扱いができるカードはVisa、MasterCardおよび楽天カード(VISA、MasterCard、JCB)。
対応するスマートフォンはiPhoneの場合iOS4.3以上、Androidの場合Android OS 2.3~4.0(4.1以上には現状非対応)で、KDDI(au)以外の機種にも対応している。
初期費用は専用カードリーダーの導入費用込みで2,980円。月額利用料および専用アプリの利用料は無料で、決済手数料として決済金額の4.9%のみがかかる。
売上金の入金は、楽天銀行の場合は決済翌日に自動的に入金され振込手数料無料、その他の銀行の場合は振込申請日の翌営業日入金で振込手数料210円となる。
専用アプリには、カード決済機能に加え、手書きのサイン、取引履歴の確認や取引の取消、レシートのメール送信機能がある。店舗情報の変更、取引履歴の確認、支店やユーザーの追加などはウェブ上の管理画面から可能となっている。
▼サービスイメージ
(出典:KDDI)