新社会システム総合研究所(SSK)は4月30日、ワイヤレス&モバイル戦略特別セミナー「
M2M・IoTビジネスの最前線~ビジネスの課題、対応策、新たな方向性とチャンス~」を開催する。
KDDI ソリューション推進本部の菰岡氏、ソフトバンクモバイル 新規事業営業本部の荒木氏がそれぞれ自社の取り組みと今後の方向性を語るほか、ITジャーナリスト・KDDI総研 特別研究員の趙氏が中国・台湾のIoT市場の最新動向を解説する予定。
セミナーの詳細は以下の通り。なお、講師プロフィールや内容の詳細は
SSKセミナー情報ページをご覧いただきたい。
セミナー概要
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重点講義内容 |
<1>KDDIのM2Mビジネス ~10年間以上の豊富な経験から得たもの~
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KDDI株式会社 ソリューション推進本部 ビジネスインテリジェンス部 グループリーダ
菰岡 真人
(こもおか まさと)氏
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【13:00~14:15】
KDDIは、M2MやIoTという用語が世の中に登場する以前から通信モジュールサービスという名のもとに10年以上M2M関連サービスを提供しています。その豊富なサービス提供経験を元に、最新の主要サービスや事例を紹介するとともに、得られた経験からM2Mビジネスの課題や特徴をあぶり出し、KDDIとしての対応方策を説明します。
1.KDDI最新4G通信モジュールと主要サービス 2.KDDI M2Mの事例紹介 3.最先端事例「矢崎エナジーシステム商用車クラウドサービス」 4.通信モジュール(M2M)ビジネスの実際 5.KDDI M2Mサービスの拡充と今後 6.質疑応答/名刺交換
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<2>IoT/M2Mが牽引する予測ビジネス
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ソフトバンクモバイル株式会社 新規事業営業本部 事業戦略企画室長
荒木 健吉
(あらき けんきち)氏
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【14:25~15:15】
IoT及びその中核を担うM2Mは国内1000万を超え強い成長を続け、今まさしく物のネットワーク化社会が現実のものになっています。さらにビックデータ利用による新たな収益の創出が始まっています。その中で、IoTビジネスの将来を見据えたソフトバンクの新たな方向性を、分かりやすく事例を交えて説明します。
1.ソフトバンクの実績 2.IoTへ 3.データ活用した予測ビジネス 4.ワンストップビジネス 5.質疑応答/名刺交換 |
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<3>スマートシティ建設830兆円で急成長する中国・台湾のIoT市場
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ITジャーナリスト/(株)KDDI総研 特別研究員
趙 章恩
(チョウ チャンウン)氏
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【15:20~16:30】
中国・台湾ではエネルギー問題や環境問題、都市化問題などを解決するため、国をあげてスマートシティ建設に取組んでいます。中国の場合、スマートシティ支援予算だけで約11兆円、都市化予算は約830兆円にのぼるほど大規模な事業です。中国のスマートシティ建設に必要不可欠なIoT市場も急成長していて、既に欧米・韓国企業が進出し、新しいチャンスを狙っています。 本講演では、中国・台湾市場の最新動向についてレポートします。
1.中国・台湾スマートシティ・IoT戦略 2.中国・台湾スマートシティ・IoT事例 3.中国・台湾スマートシティ・IoT市場動向 4.今後の展望 5.質疑応答/名刺交換 |
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講師プロフィール |
菰岡 真人(こもおか まさと)氏 1987年4月国際電信電話株式会社(現KDDI株式会社)入社/1998年2月まで主に国際系伝送システムの開発に従事/1998年3月より法人向けソリューションのSE(企業ネットワーク、データセンター、携帯電話BREWアプリ等)/2006年10月より現在まで法人向けM2MソリューションのSE/2012年3月よりMCPCのモバイルM2Mワーキンググループ(現M2M/IoT委員会)に参加/2013年4月よりMCPCモバイルM2M委員会(現M2M/IoT委員会)副委員長 |
荒木 健吉(あらき けんきち)氏 1986年3月慶応義塾大学 理工学部卒業/1986年4月第二電電株式会社(現KDDI株式会社) 入社。市外電話、携帯電話、PHSの各事業の営業企画・マーケティングを担当/1996年5月京セラDDI未来通信研究所(現KDDI研究所) 研究部 主幹研究員 シリコンバレーにて先端技術調査、SDR関連技術調査、MVNOのビジネスモデル研究/2000年10月DDIポケット株式会社 市場開発室長。MVNO事業を立上げ、テレマティスク事業立ち上げ、新規事業開発に従事/2005年2月株式会社ウィルコムへ社名変更 ユビキタス事業推進部長。テレメタ事業、テレマティクス事業、MVNO事業を担当。ユビキタス事業開発等に従事/2010年7月部署名変更 M2M事業推進部長/2011年1月ソフトバンクテレコム M2M推進1部長/2014年10月ソフトバンクテレコム 新規事業営業本部 事業戦略企画室長。IoT事業戦略策定、新領域事業策定など将来事業創造を担当 |
趙 章恩(チョウ チャンウン)氏 韓国ソウル生まれ。日本で高校を卒業、韓国に帰国し梨花女子大学卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程、東京大学大学院学際情報学修士。KDDI総研特別研究員、NPOアジアITビジネス研究会顧問。韓日政府機関の委託調査(デジタルコンテンツ動向・電子政府動向・IT政策動向)、韓国IT視察コーディネートを行っている「J&J NETWORK」の共同代表。韓国IT情報専門家として、数々の講演やセミナー、フォーラムに講師として参加。日刊紙や雑誌の寄稿も多く、「NIKKEI NET(日経新聞)」や「日経パソコン(日経BP)」、「日経デジタルヘルスオンライン」、「日経エレクトロニクス」、「日経ビジネス」、「月刊ニューメディア」、「デジタルコンテンツ白書」等に寄稿。韓国・アジアのIT事情を、日本と比較しながら分かりやすく提供している。 |
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※内容等は変更となる場合があります。
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