新社会システム総合研究所(SSK)は7月31日、ブロードバンド&グローバル戦略特別セミナー「
NTT・ドコモの人工知能・対話研究最前線と将来展望」を開催する。
日本電信電話からは音声言語メディアプロジェクト 音声・言語基礎技術グループ 主任研究員 東中 竜一郎氏が登壇し「しゃべってコンシェル」をはじめとしたNTT及び国内外の対話研究事例紹介、今後の展望が語られる。
また、NTTドコモからはR&Dイノベーション本部 サービスイノベーション部 部長 大野 友義氏が登壇し、パーソナルエージェント実現に向けた取り組みと将来展望を、タカラトミー社との協創コミュニケーションToy「OHaNAS」を事例として取り上げながら説明する。
セミナーの詳細は以下の通り。なお、講師プロフィールや内容の詳細は
SSKセミナー情報ページをご覧いただきたい。
セミナー概要
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重点講義内容 |
<1>対話研究への取組みと今後の展望
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日本電信電話(株) NTTメディアインテリジェンス研究所 音声言語メディアプロジェクト 音声・言語基礎技術グループ 主任研究員
東中 竜一郎
(ひがしなか りゅういちろう)氏
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【14:00~15:10】
本講演では、人工知能・対話研究の全体像に触れたあと、ユーザに必要な情報を提供するための対話技術、および、ユーザとの日常会話を実現するための雑談対話技術について、NTTと国内・海外の最新の研究事例を紹介する。最後に、現状の課題と今後の展望を述べる。
1.対話研究の概要 2.対話による情報提供技術 3.雑談対話技術 4.NTT、および、国内・海外における研究事例 ~しゃべってコンシェルなど 5.今後の展望 6.質疑応答/名刺交換
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<2>パーソナルエージェント実現に向けた取組みと今後の展望 ~タカラトミー社との協創コミュニケーションToy「OHaNAS」を事例として
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(株)NTTドコモ R&Dイノベーション本部 サービスイノベーション部 部長
大野 友義
(おおの ともよし)氏
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【15:20~16:30】
NTTドコモでは、生活に溶け込むパーソナルエージェント実現に向けて、クラウド人工知能や様々な研究開発の取組みを進めている。本講演では、パーソナルエージェント実現におけるコア技術である対話技術、意図解釈技術の進化の過程を具体的な事例を交えながら紹介すると共に、直近のデータドリブンイノベーションに対する取組みと、将来展望についても述べる。
1.パーソナルエージェント実現に向けて 2.対話技術、意図解釈技術の進化「OHaNAS」事例紹介 3.データドリブンイノベーション 4.今後の展望 5.質疑応答/名刺交換 |
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講師プロフィール |
東中 竜一郎(ひがしなか りゅういちろう)氏 2001年 慶應義塾大学 政策・メディア研究科 修了。 2001年 日本電信電話(株) 入社。博士(学術)。NTTメディアインテリジェンス研究所にて勤務。 専門は対話システム、質問応答システム。しゃべってコンシェルの質問応答機能の研究開発や「ロボットは東大に入れるか」のプロジェクトに携わる。 |
大野 友義(おおの ともよし)氏 1989年 日本電信電話(株)入社後、PHS基地局装置、データ通信システムの開発に従事。 1999年 (株)NTTドコモへ転籍。 2006年 サービス&ソリューション開発部担当部長。 お便りフォトサービスの開発、しゃべってコンシェルの開発、フォトコレクションの開発に従事。 2012年より現職。 |
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