SSKセミナー:

NICT、クアルコム、エイビットが語る「ローカル5Gの最新動向」を11月26日に開催

新社会システム総合研究所(SSK)は11月26日、「ローカル5Gの最新動向」を開催する。
セミナー概要
No. S20430(mca)
会場 紀尾井フォーラム 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
開催日時 2020年11月26日(木) 13:30~16:50
受講料 1名につき 33,440円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備考 ■ライブ配信
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用IDとPASSを前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。
■アーカイブ配信
<1>開催日より3日以降に配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画の公開期間は公開日より2週間となります。
会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。
重点講義内容
Ⅰ.NICTが目指すローカル5Gの高度化に向けた取組みと今後の展望
(国研)情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク総合研究センター  ワイヤレスシステム研究室 研究マネージャー
松村 武(まつむら たけし) 氏
局所的なニーズに応える自営無線ネットワークとして注目を集めているローカル5Gが、いよいよ実証段階へと移りつつある。一方で、本格的な普及には少なからず課題があり、ローカル5Gの低廉化と、技術そのものの発展が不可欠である。NICTは公的研究機関として、ローカル5Gの使い勝手向上を目指した研究開発に取り組んできた。
本講演では、6Gをも視野に入れたNICTの研究開発について、試作開発と実証実験を交えて紹介する。

1.ローカル5G制度化の現状
2.6Gへの発展を目指した5G/ローカル5G高度化技術
3.公衆ネットワークと自営ネットワークに同時接続!? ネットワーク協調制御と共用基地局技術
4.1台2役、機能やエリアを低コストで拡張!? ダイナミックリソース制御技術と試作基地局
5.ローカルスポットセルに即座に切り替え!? 事前仮想接続技術と鉄道実験
6.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.クアルコムの想定するローカル5G 市場ならびに、クアルコムのチップセットソリューション(端末向け及び基地局向け)
クアルコムジャパン(同) マーケッティング・ビジネス開発本部長
根本 健二(ねもとけんじ) 氏
様々な期待が寄せられているローカル5Gマーケット。市場の立ち上げと拡大に向けて必要な要素は何か?クアルコムの考えをご紹介する。クアルコムは昨今基地局向けチップセットソリューションの開発を発表した。デバイス向けのチップセットソリューションと合わせてご紹介する。また実際の開発や評価向けの環境やソリューションなどもご紹介しますので、是非参考にしてください。

1.クアルコムの紹介と世界の5Gの最新状況
2.ローカル5Gへの期待と課題
3.クアルコムのデバイス向けチップセットソリューション
4.クアルコムの基地局向けチップセットソリューション
5.サンダーコム(5Gモジュールや評価キット)の紹介
6.質疑応答/名刺交換
Ⅲ.エイビットのスマートファクトリー向けローカル5Gへの取組み
(株)エイビット 5Gビジネスユニット ユニット長
池田 博樹(いけだ ひろき) 氏
ローカル5Gは製造業、農業、自動産業など様々な利用用途に期待されている。エイビットでは、汎用的なモデルでなく、業界毎に特化したローカル5Gモデルが普及すると考えている。製造業のDX化を実現するため、スマートファクトリー向けローカル5Gの開発を行っている。
本講演では、スマートファクトリー向けローカル5Gの開発状況と実証実験の事例を交えてご紹介する。

1.産業ネットワークの現状
2.業界毎に特化したローカル5Gとは!?
3.スマートファクトリー向けローカル5Gとは
4.実証実験のご紹介
5.課題と今後について
6.質疑応答/名刺交換
講師プロフィール
松村 武(まつむら たけし) 氏
1998年に東北大学大学院修士課程修了後、ユニデン株式会社や米国三菱電機など、複数の民間会社で無線通信機器の設計開発・量産に従事。2007年に情報通信研究機構(NICT)に入所し、研究員として集積化RF MEMS技術、コグニティブ無線技術、ホワイトスペース通信技術、5G技術などの研究開発に従事。また、その間、2010年に東北大学大学院博士課程を修了。2016年に京都大学大学院情報学研究科に准教授として出向し、研究及び教育活動に従事。2019年からNICTワイヤレスシステム研究室 研究マネージャーとして、5G/ローカル5G高度化技術、サイバーフィジカルシステムの無線応用技術などの研究開発を行い、またローカル5Gの社会実証にも携わっている。情報通信審議会下 ローカル5G検討作業班 構成員。ローカル5G普及研究会 技術WG副主査 兼 事務局次長。
根本 健二(ねもとけんじ) 氏
1991年 電気通信大学 通信工学科卒業、富士通株式会社入社。B-ISDN、光アクセスシステム、無線アクセスシステムを経て、移動体システムの海外市場向けを担当。2000年 スナップトラックジャパン入社(クアルコムの子会社)。GpsOneを担当。2010年よりQualcomm CDMA TechnologiesにてLTEの立ち上げと拡販、現在5G の責任者を務める。MNOs、Local 5G、他 5Gの展開に向け邁進中。現在、マーケッティング・ビジネス開発本部長
池田 博樹(いけだ ひろき) 氏
(株)エイビット 5Gビジネスユニット長。M2Bコミュニケーション取締役COO。大阪市生まれ。大阪大学大学院工学研究科後期博士課程。博士(工学)。1995年に大阪大学大学院修士課程修了後、日立製作所中央研究所入社。光通信、光アクセス担当。IEEE802.3avの標準化担当。 日立アメリカと日立(中国)有限公司、フリービット株式会社へて現在に至る。フリービットでは執行役員として2013年格安スマホ(現TONEモバイル)を日本で最初に立ち上げ、現在の格安スマホの流れを創る。ヤマダ電機のSIM、UMOBILのSIMを立ち上げる。現在はエイビットにて、ローカル5Gの開発と事業担当。日本製のローカル5Gを開発中。
※内容等は変更となる場合があります。
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