SSKセミナー:

野村総研 北氏、エリクソン 藤岡氏が登壇する「激動のモバイルビジネス展望2021」を12月2日に開催

新社会システム総合研究所(SSK)は12月2日、「激動のモバイルビジネス展望2021〜菅政権、電波政策、ドコモ100%子会社化からBeyond 5G/6Gの最新動向〜」を開催する。
セミナー概要
No. S20468(mca)
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日時 2020年12月 2日(水) 14:30~17:00
受講料 1名につき 33,220円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備考
会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。
重点講義内容
Ⅰ. 激動のモバイル業界、実態と展望2021
株式会社野村総合研究所 パートナー(テレコム・メディア担当)
北 俊一(きたしゅんいち) 氏
昨年10月1日に改正電気通信事業法(完全分離等)が施行され、1年が経過した。その間、消費税増税、楽天のMNO参入、コロナ感染症拡大、5Gの開始、菅官房長官の値下げ発言、そして、菅内閣発足、ドコモの100%子会社化と、モバイル業界が大揺れに揺れた一年であった。

 同時に、コロナ感染症拡大によって、わが国のデジタル化の遅れ、国際競争力の低下が明白となり、Beyond 5G/6Gの国を挙げた推進を政府の「骨太の戦略」に盛り込み、菅政権はデジタル庁の組成やIT法の改正など、2030年代に目指す社会像であるSociety5.0の実現に向けて、大きく舵を切った。
本講演では、激動のモバイル業界のこの1年間の振り返りと、2021年に向けた展望をお話しする。

1.改正電気通信事業法のここまでの評価
2.菅政権による「ケータイ料金値下げ」の顛末
3.ドコモ100%子会社化の背景と期待
4.競争政策の動向
5.消費者保護政策の動向
6.電波政策の動向
7.Beyond 5G/6Gの動向
8.2021年の展望
9.質疑応答/名刺交換
Ⅱ. 5Gの最新状況とBeyond 5Gを含めた今後の展開
エリクソン・ジャパン株式会社 チーフ・テクノロジー・オフィサー
藤岡 雅宣(ふじおかまさのぶ) 氏
世界で100以上の事業者が5Gの商用サービスを始め、日本でも本年3月に5Gが商用化された。現状、4Gの延長線上のサービスが主であるが、徐々に5Gらしいサービスも現れつつある。標準化の面で産業応用などで必要な機能も拡充し、2021年にはNSA (Non-Standalone)からSA (Standalone)への進化も急速に進む予定で、産業応用の面での5Gの真価がいよいよ発揮される素地が整いつつある。一方で、5Gの次を見据えたBeyond 5G/6Gの検討も並行して始まっている。
そこで本講演では、ユースケースを含めた世界の5Gの最新状況、5Gネットワーク進化の道筋、Beyond 5G/6Gに向けた技術検討の状況について述べる。

1.5Gの世界動向
2.5G標準化最新状況
3.NSAからSAへの進化
4.オープン化、仮想化の流れ
5.5Gとプライベートネットワーク
6.5G産業応用のトレンド
7.Beyond 5G/6Gに向けた技術検討
8.質疑応答/名刺交換
講師プロフィール
北 俊一(きたしゅんいち) 氏
1990年 (株)野村総合研究所入所。以来、一貫して情報通信関連領域における調査・コンサルティング業務に従事。専門は、競争・共創戦略、事業戦略、マーケティング戦略策定支援。総務省モバイルビジネス研究会、通信プラットフォーム研究会、ICT国際競争力会議、ICTビジョン懇談会、電気通信サービス利用者懇談会、ICTサービス安心安全研究会消費者保護ルールの見直し・充実に関するWG/利用者視点からのサービス検証TF/携帯電話の料金その他の提供条件に関するTF、電波利用料制度に関する専門調査会、グローバル時代におけるICT政策に関するTF/光の道WG、モバイル市場の公正競争促進に関する検討会等の委員を歴任。現在、総務省情報通信審議会専門委員。電話網移行円滑化委員会、包括的検証に関する特別委員会、モバイル市場の競争環境に関する研究会、ICTサービス安心・安全研究会消費者保護ルールの検証に関するWG/消費者保護ルール実施状況のモニタリング定期会合、電波有効利用成長戦略懇談会、放送を巡る諸課題に関する検討会、全携協あんしんショップ認定協議会審査委員会、電気通信サービス向上推進協議会、実効速度適正化委員会等委員。
藤岡 雅宣(ふじおかまさのぶ) 氏
1998年 エリクソン・ジャパン入社、IMT2000プロダクト・マネージメント部長や事業開発本部長として新規事業の開拓、新技術分野に関わる研究開発を総括。2005年からチーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)。前職はKDD(現KDDI)で、研究所においてISDN、インテリジェント・ネットワーク等ネットワーク技術の研究、本社で新規サービス用システムの開発を担当。著書に「5G教科書」「いちばんやさしい5Gの教本」など。大阪大学工学博士
※内容等は変更となる場合があります。
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