今回のイベントでは、初心者向けの「SIMフリースマホの選び方」、総務省による「加速するMVNO政策」、技術スタッフによる「IIJmioの通信品質」の3つがトークテーマとなった。モバイルビジネス通信では、1月24日に行われた東京会場の模様をお届けする。
SIMフリースマホ 選択のポイントは
「外観」「性能」「対応周波数帯」の3点
はじめに登壇した堂前氏のテーマは「SIMフリースマホの選び方」。1万円台から5万円を超えるものまで多数のスマートフォンが発売されるなかで、どのように選べばよいのか、Androidスマホに焦点を絞ってそのポイントを解説した。「外観」「性能」「対応周波数帯」の3点
IIJ 堂前氏 |
「外観」については、画面サイズ、端末の大きさや重さなどで、これは購入者の好みに応じて選択することになる。
「性能」については、数多くの項目が並ぶ端末のスペック表の中で最低限おさえたい項目が紹介された。まずCPUのコア数と動作クロック(周波数)の2つの数値からおおまかな性能を確認し、メモリ(RAM)の数値から同時に動かせるアプリの数を把握するのがよいのではないか、との話だった。
また、独断との前置きをしつつ、2015年1月現在の「端末スペック 松竹梅」が示された。標準的なモデル(松竹梅の『竹』)は「CPUコア数 4コア、動作クロック 1GHz台、メモリ2GB」とのことだ。
1万円を切るモデルの中にはメモリが512MBしか搭載されていないものもあるが、それは「スペック的な制限を理解した上で、どうすれば使い勝手がよくなるか工夫することをむしろ楽しんで欲しい」とのユニークな提起もなされた。
講演資料 | |
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